仕事に疲れて体調を崩し、少し長く離れて、睡眠とか、日々のルーティンだとか、少し狂ってしまった。
GRAPEVINEを聴きながら、いつ上演できるかもわからないものを、夜中から今にかけて、何時間とかけて書いている。
今の時期に公演を打つ劇団の収支がかなり苦しいだろうことは想像がつく。
ならば、しかもそれが知り合いであれば、何を差し置いても行って観なければという気持ちと、
たとえば最悪の場合、観に行って数日後に自分の感染が分かったとき、どうやってその責任を取ればいいのか分からないという一抹の不安と。
年に1回も芝居ができればいいとこ、観客の側であることが圧倒的に多い私ですら、観客の立場で立ち尽くしてしまうというのが正直なところだ、
上演する側に立つことが圧倒的に多いあの人や、あの団体は?と心配し始めると本当にきりがない。
わたしたちはどこへ向かうんだろう、という不安が渦巻いて、ひどく重苦しいまま、この数か月を過ごしている。
素人として、せめていつか私の手で上演するはずの戯曲を、筆を進めるほかないのだけれど。書きなぐりたくなるほどには参っている。